発達障害グレーゾーンという狭間で

発達障害グレーゾーンの息子と夫がいます。息子が、以前行っていた【脳のトレーニング】のことやグレーの濃い夫の愚痴なども吐き出しています。

他の子どもより、疲れやすいのは感覚過敏

一生懸命やることって
大事ですよね。


我が子には何でも
できる限り一生懸命になって欲しいと思うのは
みんなに共通して言えることじゃないかと思うんです。



でもなんだか
うちの子だけ
疲れやすい気がするって
わたしは思っていました。



それは
集団生活がはじまってからのことで
それまでに、わたしが息子くんをもっと
活動的に子育てできなかったからだと思っていました。



わたしも発達の凸凹があるので
人に会うと、とにかく疲れるんですよね。



でも、どこか息子くんのこととなると
『違う人間』と考えて、そこを一緒に考えてあげる事ができなかったんです。



だから学校や幼稚園に行って
帰ってきてからの息子くんの疲れには
どうにも寛容になれなかったんです。



今、もっと頑張れば
今、大変な思いをしておけば



きっと大人になるまでには
もっと体力がついて頑張れる人になる



そう思って
口うるさく言ったときもあります。



でも
カイロプラクティックの先生に



「凸凹のある子は感覚が過敏だから、他の人より疲れやすい」



「それだけ一生懸命に、頑張ってるんです」



そう言われて
気が付いたことがあります。



わたしは目の病気があり
眩しいのや、線が続いているようなもの(例えば表など)
そういったものは、とにかく苦手です。


表なんて
ちょっと仕事で使うと
夜に目が開かなくなったりします。


それはまた感覚過敏とは違うのでしょうけど
同じなんだろうなと。


どこかのサイトだったか

視覚が過敏な子は
授業中に教室のライトがチカチカしている中で
集中しようとしているようなもの。


聴覚の過敏な子は
扇風機やエアコンの音、服の擦れる音や
鉛筆で書く音などの騒音の中で、先生の声だけを
拾って聞こうとしているようなもの。


そう表現していました。



わたしも騒音は苦手で
これはすごくよくわかります。


息子くんも小さい時に
太鼓の音をすごく嫌がりました。



耳を塞いで
それでもビクビクしていたのを思い出します。



発達の凸凹は
困らなければ個性の範疇です。



敏感だけのレベルなら大丈夫ですが
それが集中を妨げると、困り事になります。


うちの息子くんのように
だらけてばかりいる。

やらないといけないけど
どうしてもできないようだ
というような場合。


もしかしたら
学校でこれらのような刺激に晒されて
疲れ切っているんだ、ということもあるんですよね。


そこで
親としては責めてしまいがちなのですが
子供が『自分はできないんだ』
と思って自己肯定感を下げてしまう可能性があります。


わたしも下げてしまってました。




またカイロプラクティック先生は


「そこで疲れてしまう体力の無さがいけない」


そうおっしゃってました。



息子くんは
すこしづつ体力も向上してきましたが
ヒドイ時は目つきが睨んだようになってしまいます。



そういう時は
アロマを嗅がせて、脳に刺激を与えると良くなったりしました。



息子くんは
嗅覚が敏感なのかもしれません。



アロマは
これも先生の指示で購入したもので
速攻性があるので、レスキュー的に使ってみてます。


暑いだけでも疲れるのに

凸凹のある子はもっと頑張ってきているんですよね。


「今日もよく頑張ったね!」


そうほめてあげようと思います。