息子くんの幼稚園時代の困り事

いつも陽気で
よく笑うし、歌うし、踊る。

いつも、元気
いっぱいの息子くんでした。

幼稚園に入って
お友達というものができて
わたしが思う以上に、息子くんは幼稚園に慣れるのが早かった。

「行きたくない」

そう言ったことは
一度もなかったです。

わたしとの遊びより
お友達と遊んでいる方が格段に楽しい。

そう思っているようで
安心していたんです。

でも、異変が現れたのは
年中さんの時でした。

みんなで帰宅しながら
公園で遊びます。

そして
家に帰って、ドアを閉めた瞬間から
息子くんは、火が付いたように泣き出すんです。

延々と

毎日、数十分。

「どうしたの？」

「抱っこしよ！」

「大好きなおやつ、あるよ！」

「一緒に、○○を観ようよ！」

様々な言葉をかけるのだけど

全く息子くんの耳には届きません。

毎日です。

もちろん幼稚園の先生にも
相談をしてみました。

「疲れて帰ってくるから、甘えたいんじゃないですか？」

そう言われて
そうか、それならと抱っこしますが
嫌がって、また更に泣き声が大きくなるんです。

パパは、忙しく仕事に追われているけれど
どうしようもなくなったので、相談しました。

「頑張って帰ってきて、ホッとするからじゃない？」

当の本人でないので、
それがどの程度、激しいのかも見たらどうよと

動画を撮って見せました。

パパは

「ずいぶん元気だな」

そう言って笑いました。

何も手立てがなくなりました。

途方に暮れました。

それがほぼ一年、続きました。

そして、年長さんに
上がる直前のある日、電話が鳴りました。

幼稚園の先生からでした。

「息子くんが、お友達に噛みついたんです」

そういう電話でした。

息子くんはお友達と遊んでいる時には
どこか遠慮がちな感じで、あまり自己主張するタイプではないんです。

だから、きっと
何かあったんだろうからと
先生から聞いてみて欲しい、と言いました。

その後、わかったのは
息子くんは一年間、その子から嫌がらせを受けていたということ。

でも、そのことを
息子くんは「まぁいいや」
って、思っていたと言うんです。

その子がいない所で
その子と一緒に遊ばなければいい。

でも結局、
それが我慢だったということも
それが嫌なことだということも

息子くんの心の中では

「もやっ」とした気持ちでしかなくて

ハッキリとは自分でも、わからなかったようなのです。

だから、帰宅して
鬱積した「もやっ」っとした気持ちを
彼は自分でも何が理由なのかわからずに

彼は毎日、泣いていたんですよね。

「なんか、嫌なことあったの？」

そう聞いてみたことや

「お友達にいじわるされた？」

そう、聞いてみたこともあったけど、
息子くんは、その時はもう覚えてはいなかったのかも。

そして「いじわる」ということや
「嫌なこと」という認識もなかったのかもしれません。

そして
その後、年長に入ると
落ち着いた幼稚園時代になったのでホッとしました。

細かな困り事

年少の時に
帰宅した、息子くん。

暑かった日でしたので
シャワーをして、着替えさせます。

脱がせて、ビックリ！！！

膝から血が出たままです。

「どうしたの!？(汗)」

そう聞くと

「転んだ～！」

「ばい菌が付いたままだから
先生に言って絆創膏を貼ってもらうんだよ。」

「服にも、こうやって血が付いちゃうからね」

何度か言うのですが
毎回、怪我はそのままでした。

そして、ある日
息子くんの頭を洗っていると

「痛～い！！！！」

息子くんが叫びます。

見れば、大きな
タンコブができているんです。

「ど～したの？！(汗)」

そう言うわたしに
息子くんは元気いっぱいに

「鉄棒から落ちた！」

血の毛が引きましたよ～・・・・

頭をぶつけた当日は
お風呂は控えたいですし、
何より頭は怖いですからね。

でも、息子くんは
一切、先生には言わなかったようでした。

これはマズイと
幼稚園の先生に相談することに。

そして、先生からも
言ってもらいました。

でもやっぱり、すぐには言えず
何度か、頭のタンコブをお風呂で発見することがありました。

その後、少～しずつ
少～しずつ、先生に言えるようになった息子くん。

これが後には
保健室によくあらわれる子、1位になるとは思わなかった。

その理由は
後々、わかるんですけど。。。