発達障害グレーゾーンという狭間で

発達障害グレーゾーンの息子と夫がいます。息子が、以前行っていた【脳のトレーニング】のことやグレーの濃い夫の愚痴なども吐き出しています。

グレーゾーンの子供同士の化学反応

息子くんと仲良しになった男の子を
正直、恨んだこともありました。


わたしも人間ですからね。


でも違うんですよね。


そうじゃないと思えたのは
本当に最近になってからです。


スクールカウンセラーの先生に

子供同士で起こる化学反応

という言葉を教えてもらいました。



特にうちの息子のように
グレーな子が起こす化学反応は激しいのかもしれません。




息子くんの場合
何でも「いいよ。いいよ」と言う、従順なタイプの人間です。



そして、その男の子は
自分の主張を通したい」、俺様タイプ




そこに様々な
環境的要因が混じって
男の子は、悪い事をして興味を引きたかった




息子はそんな彼の悪い所を
助長してしまうタイプだったんだと思います。




そして逆に
彼は息子くんのそういった
意味も解らずに、楽しいと思ったことを
ただやってしまうという部分を助長してしまった。



いい意味での化学反応は
時にビックリするような、成長も
見せてくれるものなのだと思うのです。


それが今回は
最悪な反応を起こしてしまったんだと思うのです。


でもそれで
息子くんのことがわかりました。


感謝まではできませんが
それが運命だったというか
通らないといけないことだったんだとは思っています。






気が付いた発達障害


わたしは
ネットを調べて、あることに行きついたんです。


息子くんは、発達障害なのかもしれない



そこで大きな疑問だった
息子くんのダンマリについて本人に聞くことにしました。


何で、いつも黙って何も言わなくなっちゃうのかな?


言いたいことがないの?それとも言葉が出て来ないの?



息子が答えました。


(言いたいことがあっても)言葉が出てこない


これは調べたら載っていた
場面緘黙かもしれないと思いました。


すぐに学校に相談して
発達支援センターに予約をしました。


それでもその支援センターも
しばらく待ち時間がかかると知りました。


パパは

そこまでしなきゃないのか?

そう言いました。


わたしは


そこまでしないとならないと思うし、最悪、
何かあった時にそれが息子を守る手段になると思う


そう言うとパパも
事件のことがあったせいか
納得はしてくれました。



息子には

どこが苦手なのかを調べてもらいに行く


そう言いました。


そして
相談して、結果。


やっぱりグレーゾーン




その発達障害支援センターは
発達障害でないと支援は受けられません。


一応のこれからの注意点や
対応なども聞くことはできましたが
だからと言って、何もありません。



最初の目的であった
息子くんの検査結果などを
学校に報告することで、学校側に
そういった認識を持ってもらったことは良かった
と思います。




でも、思ってなかったのは
学校側が息子くんにレッテルを貼ってしまったことでした。




できることを伸ばす教育をして欲しいのに
できないことを予知して、手を貸すという方針だったのです。


おかげで安定した
六年生を送ることができましたが
守られていた分、息子はこれからの不安が募ったと言ってました


それはわたしも
スクールカウンセラーさんも思いました。



そして
スクールカウンセラーさんの勧めで
中学受験を考えるようになったんです。