発達障害グレーゾーンという狭間で

発達障害グレーゾーンの息子と夫がいます。息子が、以前行っていた【脳のトレーニング】のことやグレーの濃い夫の愚痴なども吐き出しています。

どう行動すればいいのかは、友達を完コピしていた息子くん

子供はみんな
同じように経験をしていくものなのでしょうが
息子くんには壁となったものが、いくつかあります。


その一つに
学校というものがあります。


そして、集団生活


息子くんは、学校に入って
初めて、決まり事が厳しい世界に入ったんですよね。



その時に


さて、どうやって生きていこう



言葉は、たぶん違うけれど
息子くんはそう思ったんだと思います。




たぶん
何度も失敗を繰り返して




どうして自分だけ?



そう思ったんだと思います。





息子くんは、他の人より
自分が失敗することが多かったようです。

(後にわかった事です)




それが大きなストレスになって
モヤモヤを抱えて帰って、わたしに当たり散らしていた。



もっと早く
息子くんの困り事に
気が付いてあげられたら良かったのに・・・。





そして
考えた息子くん。



他者とのコミュニケーションを取る際に
他の子のマネをすることを発見したんだと思います。



そして
これに成功した。


でも息子くんは、そこで
大きな間違いに気が付きませんでした



定型の子でも
他の子のマネはすることがあると思います。





でも周りの反応を見て解釈したり
理解したりすることで、その行動や言動を使ったり
使わなかったり、判断して使うと思います。





でも、息子くん。



完コピです(笑)



良い事なのか
悪い事なのか。



息子くん、自分では判断が難しい。



ゆっくり言い方を変えて
判断させると、「あ!」って気が付きます。




でも、後で本人が言っていたのですが

考えずに物事を言ったり、行動してしまっていた


とも言ってました。



結果、善悪の判断もつかないままに
悪いことも平気でしてしまう
ようになったんです。





それに気が付いたのは
最初、悪口でした。



「○○くんって、チャラいんだよね」


「それ、よく言ってるけど、どんな意味か分かる?」



そう息子に聞くと



「え?楽しいっていうか、元気っていうか」


そう答えるんです。



「それは悪い意味だよ。ちゃらちゃらした、軽い奴っていうこと」


「え~!!!そうなの???」


この程度なら
男の子だし、ありがちかなと思います。



そして
自分で気が付いて
判断していけるんだと思います。



でも息子くんは
そこからエスカレートしていきました。



仲良くなった男の子が
特定の女の子をイジメ始めます。



息子はそれを
完コピして同じように一緒に行います


そして、息子は
他の女の子をいじめて発覚します。


いじめると言っても
発覚が早かったので、大事にはなりませんでした。


息子に聞きます。

「どうして、そんなことをしたのか」と。


楽しかったから


息子はそう答えます。


一つ、一つ、丁寧に話して

自分だったら、どう思うかと聞くと


「いやな気持ちになる」


そうは答えるんです。


でもわたしは
まだこの時、息子に話が通じている
そう思い込んでいました。