続・幼稚園時代の困り事

前回に引き続き、
今回も息子くんの幼稚園時代の困り事をお話したいと思います。

まずは、こだわりの強かった息子くんの話です。

息子くんの年長さんの時の
担任の先生は、ベテランの先生で
現在も、縁があって交流があります。

今、思えば
あの先生が言ったのは
その片鱗だったところを見て取ってくださったことでした。

5月頃になると
暖かさを通り越して、暑い日になることもありますよね。

衣替えの時期は
毎年、息子くんとはバトルでした。

その日も急に温度が上がると言われ
朝に着せる洋服を持ってくると、息子くんは嫌がり始めます。

それまで着た中で、必ず
一着の組み合わせを、彼は気に入るからです。

それ以外の服は、
イヤイヤながらも、なんとか着せます。

でもこの暑くなる、
寒くなる時期には「その一着」に、こだわり出すんです。

そして

「絶対に、これでは暑いよ」

そういうわたしに

「絶対に、これを着て行く！」

と言って聞かないんです。

もう時間もなく、仕方なく
そのお気に入りのフリースを着せて登園。

忙しそうな先生を見て
その時は言えそうになくて

「暑くなったら、脱いで半そでになるんだよ」

そう息子くんに言い聞かせて、幼稚園を後にしました。

お迎え時間になり
幼稚園に行くと、先生が困った顔でわたしの所へ。

「暑そうだったので、脱がせましたけど・・・」

そういうので、朝の事を説明しました。

「あ～、なるほど。息子くん、こだわりが強いですもんね」

そう言って
先生は納得してくれました。

この時、わたしは
わたしもパパもこだわりが強いから
似たのね、ぐらいにしか思ってなかったです。

それに
みんな薄手の
春らしい服を着ている中で
息子だけが、冬なんですもん。

とにかく
わたしは恥ずかしかったんですよね・・・。

でも、当の本人はすっかり忘れて
真っ赤な顔で、遊んでいたようです。

この服のこだわりは
正直、現在も変わらずです。

中学は制服なんで
ひじょ～に助かっています(笑)

あと、わたしも苦手なので
似たのでしょうが、洋服のタグが嫌いです。

嫌がり方が
また、半端ないです。

とにかく、
切ってしまえるものは切りましたが
幼稚園って、お名前を書かないといけないので
タグを切ってしまうと、書ける場所がなくて困りました。

そして、他にも
息子くんのこだわりは毛布。

幼児期は、指しゃぶりをしながら
お気に入りの毛布を持って寝るスタイルでした。

その毛布は
今でも大好き。

洗濯するとニオイが変わってしまうからと
洗ったり、干したりすることをとても嫌がります。

虫がたくさん付いてしまうと
説明して、理解できるようになったら
定期的に洗ったりできるようになりましたけど。

思い返すと
お気に入りは
他にもたくさんあります。

パジャマも、気に入りじゃないと
嫌だと言って泣くので、朝に洗濯して
夜には履かせる毎日でしたねー・・・

そんなにこだわりが強く、私から見ると
自分というものを持っているように思えた息子でしたが
小学校に入ると、全く違うことに気が付きました。

小学校からが
わたしにとっては、とてもツラい時期となりました。