発達障害グレーゾーンという狭間で

発達障害グレーゾーンの息子と夫がいます。息子が、以前行っていた【脳のトレーニング】のことやグレーの濃い夫の愚痴なども吐き出しています。

カサンドラ症候群?

お久しぶりの投稿となりました。

実は、ずっと体調が悪くて

おかしいなと思っていたのです。

 

このブログを書き始めた頃から

何か変だったんです。

 

そして原因が

もしかしたら、これなのかも

と思うものに出会いました。

 

それまでは、忙しかったり

精神的に疲れてるのかなと思ったり

 

自分なりに考えてサプリなんぞ

飲んでみたりしたのですが

さっぱり良くならない。

 

どうしたもんかと思って

ネットをポチポチしていると

慢性疲労症候群

という名前を見つけて

 

「お~っ!!!これが私のしんどい理由なのでは?!」

 

そう思って

更に、検索。

 

そしたら

カサンドラ症候群

なるものを発見したんです。

 

 

本も購入して

読み漁ると、びっくりするほどの

共通点がありました。

 

だから、息子くんのことを

書いていたこの場所に

カサンドラ症候群のことについても

書いてみようと思っていたのですが

なにぶん、体調が悪くてしんどくて。

 

 

そのカサンドラ症候群とは何ぞや

と思われた方もいるかと思いますので

以下 ウィキペディアより参照。

 

 

カサンドラ情動剥奪障害 (カサンドラじょうどうはくだつしょうがい、 英: Cassandra affective deprivation disorder )」とは、 アスペルガー症候群 の夫または妻 (あるいはパートナー)と情緒的な相互関係が築けないために配偶者やパートナーに生じる、身体的・精神的症状を表す言葉である 。

 

 

 

ざっくり言うと、

発達障害のある場合、

共感性を持たないので

パートナーが

疲れ切ってしまう

ということ。

 

他にも、暴言・失言

所謂、普通が通用しないので

何を言っても

暖簾に腕押しになってしまい

いろんなことを諦めていくうちに

生きる気力も奪われていく

 

息子のことを書いた部分も

もっと丁寧に書きたかったのですが

もう、本当に何もやる気が起きなくて

どうにも気力が湧かなくて

どこの病院に行こうかと

悩んでいたところなのです。

 

あー、そうか。

原因はこれかと

気が付いたところで

 

少し、自分の気持ちを

整理したいので

この場をお借りして

また書き散らかして参りたいと思います。

 

結婚前には気が付かない

 

体調が悪くなって

いろいろと考えてみると

結婚した時から

急に変わった夫。

 

でも、これ

変わったと感じたのは

あくまで私。

 

でも、実際

夫は、変わっていなかった

 

それは、知らなかっただけ。

 

いろいろな本とか

カサンドラについたサイトの記事や

ブログを拝見して

あぁ、夫は一生懸命に

隠していたんだなって

今になると、よくわかります。

 

 

表に出て、他人と会っている時の

夫は、アンテナを張って

今までの経験から

他人に不快な思いをさせないように

頑張ってるんです。

 

だから結婚前は、

とにかく気を遣ってくれて

優しくて穏やかな人でした。

 

そして、結婚して

もう仮面は要らないんだと思ったのか

頑張らなくていいと思ったのか

 

この人なら、大丈夫だと思ってくれたようで(?)

気を遣うことを止めたんだと思います。

 

もちろん、気に入られたい相手であった場合には

特に、気を遣ったのだと思います。

 

「どうして、そんな人と?」

 

って思われるかもしれないけど

 

結婚前に、気が付くことは

無理だと思います

 

定型の人より

ずっとずっと

気を遣っているんですもん。

 

だから、仕方がなかったんだって

自分を慰めることもあります。

 

 

ヨーグルト事件

 

前に、このブログで

愚痴まじりに書いたことがあると思いますが

夫のビックリエピソードが

たくさん、あるんです(笑)

 

 

これからは、そのエピソードを

ちょいちょい

混ぜ混ぜしながら

書いていこうと思います。

 

 

以前、こんなことがありました。

 

実は近年、息子くんの成長に伴い

夫の言動、行動の違和感を

突出して感じるように

なったのですが

すごく、それが際立ったこと。

 

わたしはそれを

ヨーグルト事件』と呼んでいます。

 

 

ある日、私が風邪を引いてしまい

夫と息子くんに買い物を頼んだことが

発端となりました。

 

 

体調が悪いので

近所のコンビニに行って

明日の朝ごはんを買ってきてほしい。

 

ただ、それだけのことでした。

 

あまり食欲がないので

私はヨーグルトやプリンのような物を

買ってきて欲しいとお願いしたのです。

 

で、問題は

私が発した一言。

 

 

ヨーグルトがいいかな~・・・

 

これが、息子を

泣かせた喧嘩の原因です。

 

事の詳細はというと

二人が買い物に行くと

私が好きなヨーグルトの種類が

売っていなかったらしいのです。

 

ここで、二つの意見に分かれます。

 

 

夫は、私が

ヨーグルトがいいと言っていたから

絶対にヨーグルトがいい。

 

息子は、私が好きなヨーグルトの種類がなくて

私が好きなプリンがあったから

そっちを買っていこう。

 

 

ちなみに、夫は

買い物が苦手です。

 

どうしてかと言うと

我が家で、いつも買っている物

私の好みを記憶していないから。

 

他人に興味が

ないみたいです。

 

 

それに、頼まれた物がなかったら

確実に買ってきません

 

同じような物だとか

似たような物だとか

そういう物も買ってきません。

 

「なかったから」

 

と言って。

 

「それは困る」

 

と言ったら

夫に買い物を頼むと

電話をかけてくるようになりました。

 

 

こんなことも

ありました。

 

結婚して一緒に暮らして

10年ほど経った頃。

 

週末、2人で

晩酌しようということになり

会社帰りの夫に

ツマミを頼んだんです。

 

やっぱり、それでも

電話がありました。

 

ザーサイと何たらの和え物はどう?美味しそうじゃない?」

 

ウキウキと言ったんですが

私、ザーサイが苦手です。

 

わたし、食べられない物って

すごく少ないんですけどね。

 

結婚前、よく行っていた

中華料理屋さんで

ご飯類に、ザーサイが付いてきてて

私は食べられないからと

いつも夫に

食べてもらっていたのに・・・

ですよ。

 

あの時も

すご~く失望しました。

 

あぁ、やっぱり

興味ないんだって。

 

 

結局、買い物を頼むと

電話の夫は不機嫌になるし

頼んでも、代替えの物も

買うことができないから

 

二度手間になるし

最近は、諦めました。

 

 

さて、話を元に戻しますね。

 

そこで、夫は

息子に言ったんだそうです。 

 

「ママは、ヨーグルトが良いって言ってたから」

 

でも、息子は

右脳のトレーニングのおかげなのか

その場の対応が、臨機応変

できるようになっていたので

 

「でも、ママの好きなヨーグルトがないよ。それなら、ママの好きなプリンが売ってるから、これを買って行ってあげようよ」

 

それを聞いた夫は

息子に、反論したようです。

 

 

「だって、ママはヨーグルトがいいって言ってたんだから、ヨーグルトを買っていかないとダメだろう!」

 

と、すごく

怒ったんですって。

 

まず

 

「何で???」

 

って、思いますよね。

 

それでも、息子は

私が、そのプリンが大好きで

見つけると、いつも買っていたのを

覚えていたから

 

「こっちの方が喜ぶ」

 

と言ったんですよね。

 

先に言っておきますが

どうしてもヨーグルトじゃなきゃ

ダメだとは言ってませんよ、あたし。

 

 

結局、息子が

半泣きで家に帰ってきて

 

 

「ママは、ヨーグルトじゃなきゃダメなの?」

 

と、泣きついてきたんです。

 

何が起こったのか

理解できないでいるうちに

夫、帰宅。

 

「どうしたの?私は買ってきてくれた物に、文句を言ったことがないよ」

 

と穏やかに聞いてみると

夫の怒りの原因が

わかりました。

 

夫は、息子が夫の言う事を

信用しなかった

 

と思ったらしい。

 

 

 

 

いやいや・・・

違うでしょう?(@_@;)なんでそうなる?

 

 

 

ママの好きなプリンが

珍しく売っていたから

買って行ったら喜ぶよ

 

って言う事なんですが・・・

 

 

「そっか、ママの好きなヨーグルトがないなら、ママの好きなプリンがあるなら

、そっちを買っていこう」

 

な~んていう高度な考えは

限りなく濃いグレーのパパは

できません。

 

そういう、臨機応変

できないんです。

 

 

二人共

私のことを思って

考えてくれたこと。

 

最初は、ちょっと

嬉しささえあって

 

「私が余計なことを言ったから、ごめんね」

 

そう言った私に、夫の

怒りの矛先が、向いたんです。

 

「だったら、ヨーグルトがいいなんて言うな!」

 

って、怒鳴り

散らし始めました

 

「これからは、買い物は息子に頼め!」

 

とかいう具合に。

 

さすがに、ブチっときまして

 

「ね?あたしがヨーグルトがいいって言ったのが、そんなに悪い?」

 

そう言った、私の声色が変わって

ブツブツ言いながらも

私への攻撃は、やめました。

 

 

可哀そうなことをしたのは

息子です。

 

定型な人なら

 

「こっちの方が喜ぶんじゃない?」

 

「そうかな?じゃあ、二つ買って行っちゃおうか?」

 

なんて感じになるんだと思います。

 

たぶん、息子も

そう思って提案したんだと

思うんです。

 

まさか、それを

自分を否定したと取られるとは

思わなかったでしょうね。

 

 

結局、二つ買ってきてくれたのですが

私は今でも、そのプリンを食べると

思い出してしまって

最近は、食べていません。

 

 

たぶん、なんですけど

夫は、今までの経験で

自分への攻撃と取られるものには

ものすご~く敏感

反撃体制になるのが

ものすごく早いんじゃないかと。

 

もしくは、貝になって

何も話さない

防御態勢になります。

 

我が子にでさえも。

 

それって、すごく

かわいそうな経験かもしれない。

 

でもそんな対応に、右往左往する私

最近は、一番かわいそうなのではないかと

思います。。。